ロリスの『これやった!』日記

☆50代からリスタート備忘録☆

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2020-03-23 (Mon) 11:23

質より量こなせ!本『ボーダー二つの世界』を読んで

こんにちは、ロリスです。

昨日は『還暦まで読書1000冊』なんて大きなこと言ってしまって、ちょっとビビってます(笑)
それに伴ってやろうと思ってるのが、読書感想文(小学生以来か?)のアップ。

たまにやってますが、これがね~なかなか出来んのですよ(;´∀`)
しっかり考えをまとめてから書こう!と思ってると、たまっていく一方で・・・。

準備が整ったらやろうでは、整う前に人生終わっちゃう。
とにかく、私はそうなりがちなので、ここはもう恥を忍んで、質より量!でいこう!ね、私。

さてと、読み終わったのはこちら

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11話の短編集
表題作が映画化されたんだけど、そちらを見損なったので、原作を読んでみることにした。

作者はスウェーデンのヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(覚えにくい)
12年マジシャン、コメディアンとして活動後に2004年に『モールス』で作家デビュー。
スウェーデンのスティーブン・キングと呼ばれる人気作家(らしい)

モールスも映画化されていて、実はこの中の『古い夢は葬って』というお話は、モールスの後日談みたいになっている。モールスはちょっとホラー色強そうなんで、本で読むのは悩むところ。

読み終わってすぐ、東京都美術館でやっていた『ハマスホイ』の絵が思い浮かんだ。静寂と非現実的な世界。そういえば、ハマスホイも同じ北欧の画家だったな。コロナのせいで実物を観に行けなかったのが、また悔しくなった!

異常と普通
日常と非日常


その境界線は曖昧なのかもしれない。いや、ないのではないか?
そんなことを考えてしまうお話。ホラーなのか?ファンタジーなのか?ラヴストーリーなのか?そんなジャンルさえも曖昧。

11話の中で好きだったのが『古い夢は葬って』と『ボーダー二つの世界』かな。
どの話の主人公も、孤独を抱えていて、ふっと共鳴する人や何かに出会うことで、人生が変わっていく。それで、おそろしい、不思議な世界に巻き込まれていくんだけど・・・。その心の微妙な揺れや葛藤にとても共感できるので、引き込まれてしまった。

古い夢は葬ってだけは、涙腺をやられた!
『終わりは始まりに内包される』

11話それぞれを違う人が訳している。そのせいか?話がすっと入ってくるのと、こないのとあった。
作家がそういう文体で書いているのか?翻訳家の解釈なのか?その辺りの好みも分かれるのかな~。

最後の話『最終処理』
これも『亡者の取り扱い』(日本では翻訳されてないみたい)のつづき?のような話みたい。これはかなりおぞましいお話なので、映像では絶対みたくない(笑)死者を再生している組織が、人の心を潰すブラック企業のようにも思えてきた。最後は消えた「訪問者」だけど、いつまた出現するかはわからない。

作家のヨンはモリッシーが好きなようで、モリッシーの歌のタイトルが話のタイトルに使われていたり、話の中でも出てきたりする。モリッシーはイギリスのバンド『ザ・スミス』のボーカリストだった人(現在もソロで活動)。私もイギリスのバンドは好きだったし、この作家とは同じ年!だけどスミスは聴いたことない。これを機会に、ちょっと聴いてみようかな~。

639ページあり、うわ~っと思ったけど、思ったよりは早く読み終わった。
ちょっと非現実的な世界に迷い込んでみたい方、どうでしょう?
あなたの隣に、人間ではないものがいるかもしれない!

ではまた~('ω')ノ

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読んでいただきありがとうございます(*'ω'*)
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最終更新日 : 2020-03-23

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